エンドトキシン
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エンドトキシン血症救命治療研究会代表幹事
阿部 信二

 1997年1月に発足したエンドトキシン血症救命治療研究会は、 その代表幹事を故 大塚敏文先生(日本医科大学)、故 鈴木忠先生(東京女子医科大学)、池田寿昭先生(東京医科大学八王子医療センター)へと引き継がれ、研究会は25回を数えます。議論されてきた内容も、エンドトキシン吸着療法の臨床的評価をはじめ、敗血症に関する診断や治療方法 、また、敗血症関連バイオマーカーなど多岐にわたっております。
 しかし、敗血症に対しては定期的に治療ガイドラインが更新、制定がされているものの、未だその致死率は高く、有効な治療法は確立されたとは言い難く、今後も様々な角度から研究、議論がなされることが望まれます。
 さらに、これまでの敗血症領域に加え、致死的な疾患である特発性間質性肺炎、特に特発性肺線維症(IPF)の急性増悪に対し、血液浄化療法の有効性も報告されてきており、より多くの分野において統合的な知見を踏まえた議論も必要と考えます。
 
 これからも、各分野での新たな知見が望まれており、研究会活動の活性化は不可欠なものです。学術的発展を遂げ、社会に貢献する研究会を目指して努力する所存ですので、引き続き多くの皆様にご支援いただきたく、よろしくお願い申し上げます。